元岐阜南高校(現清翔高校)校長で洋画家の渡辺康男さん(七〇)=岐阜市岩田坂=の個展「工ベレストヘの道」が十日、同市栗矢田町のギャラリーパスワールドで始まった。季節や昼夜でさまざまな表情をみせるヒマラヤの山々が来場者を引きつけている。六月一日まで。渡辺さんは東京芸大美術学部卒。一九六三(昭和三十八)年に同高校の美術教諭となり、精力的に制作に取り組み、各種の展覧会へ出品してきた。 登山を趣味にしており、同校退職後の二〇〇二(平成十四)年、初めてヒマラヤを訪れた。「無垢(むく)の自然に圧倒された」という渡辺さんは、その後、毎年ヒマラヤに足を運び、荘厳な山脈の姿を忠実に描いてきた。三年ぶりとなる個展には、一昨年にネパールの工ベレストを望む最高地点カラバタールを訪れた際に描いた作品を中心に約三十点を出品。壮大なスケールで描かれた作品が訪れる人たちの目を引いている。
岐阜新聞 2008.05.11
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