彫刻家作品と競演

武芸川町の施設生徒 画廊で美術展人気 岐阜市

アーティストと私たちの作品を見てくださいー。彫刻家長谷川千賀子さん=東京都=と知的障害者施設第三美谷学園=武芸川町谷口=の学園生との作品展が、岐阜市栗矢田町のギャラリーパスワールドで開かれている。同学園生がアーティストとともに作品展を画廊で共催するのは初めて。二十五日まで。
第三美谷学園では職員鈴木悦子さんらの指導で絵画制作も手掛けてきた。今回は、そんな活動に賛同して長谷川さんと美術教諭吉田祥子さん=岐阜市在住=の両アーティストが、昨年十一月に同学園で行ったワークショップの成果を出品した。
作品展は、画廊二階で長谷川さんの「はじまりの詩」展。樹脂などを素材に「魚」や「目」を象徴的に表現したオブジェから絵画まで三十点を紹介。同一階で、学園生約三十人の糸と板を組み合わせた造形や絵画約五十点を展示している。
障害者によるエイブル・アート(可能性の芸術)への関心が高まる中、長谷川さんらは「学園の皆さんとモノを作る喜びを共有できた。彼らの個性豊かな表現世界に目を向けてほしいですね」と話していた。

岐阜新聞 2004.01.18


記録一覧